つりイグアナ

釣り目問わず、釣り方問わず、釣りを目一杯楽しむ!(旧:イグアナのフカセ釣り)

タイラバ初挑戦

もちろん船釣りの話です


親父と2回目の仕立てウタセマダイに乗ることができ、天候は前回同様ベタ凪


撒きエサに寄ってきてる真鯛のタナを探すのがこの釣りの最初の関門


通常はオモリを底につけてオモリまでの下糸の長さ調節で釣りをするのがウタセマダイですが、自分の乗った船の場合は軽いオモリを使って仕掛けを流す感じでした


ちなみに撒きエサも活きエビ、刺しエサも活きエビという豪勢な釣りです
もちろん生で食えるエビで、えびせんの原料にもなってるエビです


エサの刺し方ですが、多くの説明では口から刺して脳天に針先が刺さらないように、とありますが・・・


あれはただの参考です
針を刺せばエビはどのみち弱るし、刺し直ししなければ脳天に刺したところでエビも大して弱りはしません


それよりも頭の角にそって針を通し、エビと針がしっかり一つになるように、針先をエビの頭の中に収めて、食い込んだ時にしっかり掛かるようにする方が重要です
こうやって刺した場合、針の軸に対してエビは90度から100度ぐらいの角度になります


ちなみに仕掛けは親父が作ってきた枝1.5m、枝間3mの3本針、針は伊勢尼だったかの12号でした


タナは早々に判明、底から5m、上から30m


底に落とすとフグとかカワハギといった針に乗らない雑魚にエサのエビを取られてしまうので、タナは上から取った方がいいです
どうしても分からなければ下から巻き上げた後に糸の色を思えておき、次からは落とすときにその色で止める手法になります


上針は大きめのエビ、真ん中と下は普通サイズか小さめのものを付けます
なぜならタナの上の方は青物が回ってくる可能性があり、その際に食い付きが良いように大きめのエビで誘う目的を兼ねさせます


ただ、この日は親父と自分の合計で70匹オーバーとかいう数を釣ってたんですけど、見事にマダイだけという意味不明な釣果でした
数字を見ても体感でもまさに爆釣
久しぶりの爆釣を満喫しました


去年のタチウオも良く釣れたけど、爆釣とまでは行かなかったな


ちなみに、7時釣り開始で9時台の時点で60匹釣ってたんです
9時から釣果が伸びてない原因は・・・


「あまりに釣れすぎたので、船長が持ってたタイラバを貸してくれたから」


タイラバ初挑戦、重さは100gと125g
カラーはそれぞれイエローとダークレッド


親父がイエロー、自分がダークレッド


とりあえずお互い1匹2匹釣って、タイラバを交換してそっちでも少し釣って
親父がタイラバに飽きて餌に戻してたけど、自分はこういう釣れる時にタイラバの練習をせねばと思ってひたすらタイラバやってました


エサで釣れてるので鯛はいる、あとは釣り方の問題ということが分かりやすくて、集中が切れにくいのもプラス


エサ釣り用の先調子の竿だったので、アタリを弾いてるのもよく分かりました

分かったところ
・巻き上げスピードは意外と速め
・使えるならタイラバのヘッドは軽い方が良い
・スカートはラバーだけで良い
・竿は胴調子の柔らかい竿で、とにかくアタリを弾かないように気をつける


アタリがあってもアワセず巻き続けるのは意外と難しい技術でしたね
アタリがあった時にすかさずアワセれば乗るんじゃないか、というのはタイラバやったことない人なら誰でも考えることなんですが、まず乗らないのでアワセないようにしてください
自分も何回かチャレンジしたんですけど、まるで乗らなかったです


とりあえず、タイラバは本当に釣れるのかという疑念が晴れました
明るい色のヘッドが有効だったので、いくつか用意しようかなと
あとは、なるべく軽い方が良いのも分かりました


リールは何でもいいとして、竿は買わないと無いので何か見繕わなければ
なるべくエサ釣りと兼用したいんだけど、なかなかフィーリングが合う竿がないです