カサゴの船釣りについて
カサゴについては伊勢湾カサゴは竿頭とは行かないまでも、概ね上位に付けられるようになったので、釣り方と仕掛けをメモしておきます
仕掛けは下にオモリ用のスナップを付けたら5cmのところに1本目の枝を取り、そこから60cm離して2本目、さらに60cm離して3本目、そこから60cm以上離して上のスナップとなります
枝の接続は回転ビーズで問題なく、枝の長さは全て50cm
幹糸は4号、枝糸は3号か2号のフロロカーボンです
枝についてですが、これ以上短くても釣れますが、食いが悪くなります
逆にこれ以上長くするとアタリが取れなくなり、かつ手前マツリしやすくなるのでオススメしません
最も重要な針ですが、伊勢尼の8〜10号程度のものであれば概ね問題ありませんが、ネムリ針やムツ針はお勧めしません
どちらかというと掛けていく釣り方になるので、ネムリ針だとどうしても針掛かりが悪くなり、抜けてしまうことが多くなります
餌をくわえればスムーズに刺さる伊勢尼やセイゴ、マダイ針が1番使いやすいですね
あとはこれに支給のハゼだったり何かしらを付ければ釣れます
釣り方についてですが、潮の速さや混み具合にもよるので、状況に応じて、という注釈をつけておきます
まず仕掛けを投入し、着底したらラインを張ります
そのまま5秒待ってアタリがなければ、竿をゆっくり大きく持ち上げてゆっくり落とします
着底したらそのまま5秒〜10秒止めて、竿をまたゆっくり大きく持ち上げてゆっくり落とします
アタリが無ければこのゆっくり上げ下げの繰り返しになります
だいたい2回目の着底後、10秒止めたあと持ち上げるとカサゴのアタリが出るはずです
イメージとしては、仕掛けの枝がきれいに横に流れるのを待つのが最初の着底、次以降の着底ではその枝の先にある餌がゆっくり底に沈んでいく感じです
なので、餌が底につくほど待った方が釣れますが、乗合船の混み具合や潮の速さから根掛かりやオマツリを頻発させてしまうようであれば、先ほどの秒数も少なくして対応していく必要があります
オモリは底についたら立っている状態になるように糸を張っておくことが肝要
糸がたるむと駆け上がりや石の間の穴に気が付かずに仕掛けを引きずることになり、仕掛けがいくつあっても足りなくなります
竿先の柔らかめかつ全体としては張りのある竿がベターだと思います
要は7:3調子ですね
竿については汎用竿で十分です
シマノ基準でいくと対応オモリが20-80のライトゲームシリーズが1番やりやすいと思います
リールについては電動リール推奨です
浅いところで40m、深いと70m以上のところを流すので巻き上げがとても大変
手巻きでやるのもいいですが、その作業量に1時間でギブアップすると思います