つりイグアナ

釣り目問わず、釣り方問わず、釣りを目一杯楽しむ!(旧:イグアナのフカセ釣り)

船キス釣り

まとばや丸にて、船キスをやってきました
日曜日だけど人はそんなに乗らないだろうと思ってましたが、甘かったですね
流石は日曜日
片舷10人ぐらい乗ってました


とは言ってもシーズン中でもあるし、そこそこ釣れるだろうと踏んでの釣行です
エサはイソメ
オモリは20号でした


最初はキャストしないで船下で釣ってました
前半はそれで釣れてたんですけど、徐々に釣れなくなってきたので、後半はキャストしてました


隣のおっさんが仕掛けをサビくためにこっちの目の前まで竿を動かしてくるのがクソ邪魔で、若干イラッとしながら釣りしてましたね


キャストする時はミヨシ、トモに座ってない限りは真正面に投げましょう
キャストミスは仕方ないけど、オマツリを特定の人と頻繁にするようなら、その人に一言言うか、違う方向に投げるかしましょう


サビく時も、人がたくさん乗ってる場合は竿を動かすんではなくリールを巻いてサビきましょう
巻くスピードは超ゆっくり巻くとオモリが浮かないようにできます
もしくは底トントン


あと、投げた時は仕掛けが真っ直ぐになるように着水してすぐ糸を止めて竿を仕掛けの長さ分だけ引くと天秤へ仕掛けの絡むケースが減ります
糸を止めるにはスピニングリールならベールを返さず、ベイトリールならクラッチを切ったまま、スプールを指で抑えてやると、その後の仕掛けを落とす時も指を離すだけで良いので簡単です


自分流の誘い方は底トントン
砂煙を立てることを意識しつつ底取りもキッチリしていけるので、割と使いやすい誘いです
活性が高いか波が穏やかなら底近辺で仕掛けを揺するのも効果的だと思うんですが、いかんせん風が強くて底が簡単に切れてしまうので、ベタ底での釣りになりました


ただ、底トントンは社長から否定されて、社長の目の前ではできなくなりました
ちなみに追い掛けするにはサビく方式の方が断然有利です
掛かりが浅い時に底トントンで追い掛けを狙うと針が外れるので、乗ったら即仕掛けを上げて再投入した方が良いです


中盤の流し替え前と最後の最後以外は割とコンスタントに釣れてくれて、たま〜にダブルもあったりと、ほどほどに楽しい釣行となりました


家に帰って捌き終わってから中骨で成果を数えたところ、今回は47匹


50には微妙に届かず


これで思ったのは、束釣りしてる人って一体どんなペースで釣ってたんだろう、ということ
例えば今回釣れてない時間にも釣れ続いてたとしても、たぶん70とか80だと思うんです
3本針で追い掛けしまくって釣れ続く、ということにでもならないと100の束には行かないですね
あとはよっぽど手返しが良いか


手返しについてですが、束釣りはしないまでも石粉は必須です
自分も持ってますが、この日は家に忘れたので同行してた友人に使わせてもらいました


石粉については、エサに付ける方式と指に付ける方式があるみたいですが、自分は指に付けますね
エサに付ける場合は、丸々エサを一本使う場合のみ有効だと思います
後半の釣れにくくなった時間からはほぼ一本掛けしてましたけどね
食いの悪い頭部分を落として、胴以下の一本まるまる使う感じ


で、もう一度行きたいか、と言われると、しばらくは良いかな、という具合です


というのも、ひたすら釣れるのがキスだけで、釣れる外道も放流したての小鯛と食べごろのギマときりたんぽみたいなエソ
カサゴのような美味しい外道もなく、キスの引きも十分楽しめて満足したのが20〜30釣った頃


次行くにしても来年です


やっぱり小物釣りで楽しいのはカワハギですね
引きも強いし、駆け引きもあるし
愛知県のカワハギシーズンは9月なので、それに向けて仕掛けはたくさん作っておきます
替え針もたくさん用意しないと
まだ50本以上針はあるので


今回のタックルと仕掛け
タックル
ロッド:ステファーノ攻175
リール:ステファーノ100XG
ライン:PE1号(今回はショックリーダー無し)


タックルは完全にカワハギ仕様です
ベイトリールなのでバックラッシュが怖い場合はキャスト不可
竿が硬いのでアタリを取るのが上手くても追い掛けには向いてません
せめて7:3ぐらいのロッドじゃないと追い掛け狙いは厳しいと思います
ただ、キスのためにそこまで気を使うか、という話でもあるので、手持ちでちょうどいい竿があるならカワハギ竿はお勧めしない、というだけです
自分はカワハギ竿で釣るのが好きなのでこのタックルです


仕掛け(天秤用吹き流し仕掛け)
天秤:中通し糸に接続する枝20cmのもの
長さ:支給は70cm、自作は60cm
幹糸:フロロ 1.5号
枝糸:フロロ 1号
針:支給品は7号、自作は8号


自作の枝糸の接続は、上下とも回転ビーズを使ってます
上枝は普通のビーズですが、下枝はパラレルビーズで接続してます
明らかに直結式より仕掛け絡みしにくいし、何より針だけの交換ができるので、個人的に気に入ってます
深く考えずに針を落としたりできるのも良いところ


余談ですが、針を飲んだ魚をリリースする場合、無理に外すよりもそのまま糸を切って逃した方が、魚の生存率は高いそうです
手で触らないから火傷もしないし、エラ付近に無用な怪我をしないからでしょうね