つりイグアナ

釣り目問わず、釣り方問わず、釣りを目一杯楽しむ!(旧:イグアナのフカセ釣り)

ハリスに使う糸の種類について

ハリスに使う糸は、水なじみを重視してフロロを使うのが普通の現在


http://www5e.biglobe.ne.jp/~zanchou/d11-harisu.htm
こんなホームページを見つけてしまいました


ナイロンハリスの有用性、ホンテロン (エステル)ハリスについて


これだけ考察してあるページは初めて見ました


確かに魚には側線があって、そこで水中環境を認識してる
匂いうんぬんと言いますが、生きてる魚ってそんなに臭くないですから側線で周囲を見ているという考察はその通りだと思います


ただ、フラッシングが効果的な理由は光はターゲットになる魚のほとんどが認識できるから


ただ明るさだけを認識できるわけじゃなく色も認識できるのは間違いないのでカラーパターンに効果が無いわけではないですけど、10cm先も見えない濁り潮の時に魚は餌を食わないかと言われればそんなことはないし


その中で比重というか密度が海水より濃いフロロと海水に近いナイロンならどちらが効果的か、という話ですが、個人的にはナイロンラインにしたところで海水流の違和感を魚は側線で感じ取ると思います


つまりは、屈折率と糸の比重は魚にとっては関係ないのではないか、と思います


ルアーの波動とかアクションとかありますが、結局はベイトが持っている水の中の違和感を出せるかどうか


魚は「糸」というものの存在を知らないはず
不可思議なものがあると認識して警戒してしまえば釣れないし


糸の存在はフライフィッシングでもない限り水に対して消すことはできません
トップウォーターゲームでも糸が水面をはじいてるシーンはよくあります


釣りにおける糸とは、あくまで釣り人が使いやすい糸であればなんでも良いのだと思います


例えば飛距離を伸ばすために細い糸を使うし
糸の違和感は置いといて、餌を自然な沈降速度で落とすためにフロロカーボンを使うし
タチウオに切られないように太糸やワイヤーを使うし


自分ならそのタックルにあった最大限の太さの糸を使うし
要はそういうことですね


魚から分からない糸は無いし、分かりにくいとしても餌やルアーを食う段階では無意味